2013 築城基地航空祭 第8航空団 304SQ 模擬スクランブル のようすです。スクランブルの警報にあわてて画面がうろうろ・・・・・最後は何とか。しかしカッコエエです。

航空自衛隊のスクランブルとは、主に対領空侵犯措置での戦闘機の緊急発進を指す。航空自衛隊では日本国の防空識別圏をレーダーサイト、早期警戒機、空中警戒管制機により24時間体制で監視している。国籍不明機が領空侵犯する恐れがあれば戦闘機F-15、F-2、F-4EJ改が、緊急発進して自衛隊法84条に基づき対領空侵犯措置を実施する。日本国周辺では、ロシア軍の示威飛行が年間を通じて実施されており、近年は中国軍の行動も活発化している。航空自衛隊の戦闘機がスクランブルする基地は、北海道千歳基地、青森県三沢基地、茨城県百里基地、石川県小松基地、福岡県築城基地、宮崎県新田原基地、沖縄県那覇基地の7基地である。

対象航空機の接近が事前に察知できるならば、スクランブル用の戦闘機を事前に上空待機させる場合がある。これをCAP(キャップ):COMBAT AIR PATROL 戦闘空中哨戒という。

スクランブル機の武装は、短射程ミサイルとバルカン砲である。情勢により中射程ミサイルを、増強する場合もある。現在までに1件、対ソ連軍領空侵犯機警告射撃事件で威嚇射撃を実施した。国籍不明機は仮想敵国の航空機とは限らず、飛行計画が未提出の民間機や、アメリカ軍機、気球などの浮遊物、ラジコン機の場合もある。

民間航空機が緊急事態に陥った場合や、大規模災害発生時も戦闘機が緊急発進して情報収集を行なう。日本航空123便墜落事故では、2機のF-4EJ戦闘機が遭難機の捜索を実施し、中国民航機ハイジャック事件では、F-1支援戦闘機がハイジャック機を福岡空港までエスコートした。

UH-60J救難ヘリコプターとU-125A捜索機は、24時間体制で救難待機をしている。また、偵察航空隊は、大規模災害発生時に緊急発進をして、被災地の情報収集を実施する。

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