DeNA・牧
Photo By スポニチ
8月7日に左手親指付け根を手術したDeNA・牧秀悟内野手(27)が「みやざきフェニックス・リーグ」参加後に1軍合流予定であることが2日、分かった。
頼れる主将が戻ってくる!2軍練習施設「DOCK」で調整中の背番号2は、この日3日連続の実戦形式で投手と対戦する「ライブBP」を実施。そして初打席で、育成変則右腕・深沢の直球を左翼へ運んでフェンスオーバーとした。
「お待たせ復帰1号」。牧は手応えをにじませ「思ったよりいい打席内容。ボールの見え方も悪くないし、(患部の)痛みもない。あんまり意識せずできているのは、いいのかなと思う」と声を弾ませた。
今後は11日の巨人とのCSファーストS(横浜)初戦を見据えた「逆算リハビリ」最終章に入る。プランは「みやざきフェニックス・リーグ」参加だ。
6日開幕の同リーグに2試合ほど出場予定。実戦感覚を完璧にするため、二塁の守備でフル出場することも視野に入れる。そして順調なら、その後横浜に戻り1軍合流。リーグ戦最後の出場となった7月31日ヤクルト戦以来72日ぶりとなる本拠地の舞台で、復活した背番号2をお披露目することになる。
戦闘モードのスイッチも入った。リハビリ中は、あごヒゲを生やし「ワイルド秀悟」で気分転換をはかってきたが、既にそのヒゲも剃り落とした。「実戦が始まりますので」と気持ちは高ぶってきている。
現在1軍の二遊間は林、石上が好調を維持している。もちろん二塁に戻ることを想定してリハビリ中の守備練習に取り組んだが、一方でファーストミットも用意する牧。「去年もCSからファーストもやった」と選択肢は広い。「チーム状況に応じて、できることはやっていく」と気を引き締めた。
宮崎で「万全ボディ」は仕上がる。三浦DeNAの大黒柱が、2年連続日本一へ向け横浜スタジアムで再び大歓声を浴びるそのときは近づいている。
続きを表示
WACOCA: People, Life, Style.