2025年10月2日 19:06
今年1月に発見されたばかりの「レモン彗星」の撮影に、山梨県立科学館の職員が成功しました。
こちらは県立科学館の臼井圭一郎さんが2日、北杜市大泉町で撮影に成功した「レモン彗星」です。
彗星の尾もはっきりと確認できます。
レモン彗星は今年1月、アメリカ・アリゾナ州にあるレモン天文台で発見された彗星で、緑色の光を放ちます。
次に地球から見ることができるのは、なんと1400年後です。
レモン彗星は県内では先月下旬から見え始め、現在は午前2時~4時ごろ北斗七星の東側に現れるといいます。
県立科学館 天文グループ 井上拓己さん
「今月の下旬が明るさ的には一番条件がよく、そのころだと肉眼は空がよっぽどきれいだったら見えるかもしれないが、写真だと割と映る可能性はあるくらいに(明るくなる)」
地球にレモン彗星が最接近するのは今月21日で、その後は11月にかけて明るさを増していき、スマートフォンでも撮影できる可能性があるということです。
県立科学館 天文グループ 井上拓己さん
「どんな姿を見せてくれるのかというのは、まだまだ専門家でも分からないものなので、一回きりの出会いというのをこの目で確かめるということができる。大きなスケールの宇宙の話題に触れる気持ちになれると思う」
最終更新日:2025年10月3日 20:20
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