公開日時 2025年10月04日 05:00

台湾と沖縄、交流活発に 那覇 国慶節祝賀に150人
台湾の双十国慶節祝賀レセプションに出席する玉城デニー知事(前列中央)や主催者の台北駐日経済文化代表処那覇分処の王瑞豊処長(前列左から2人目)ら=3日、那覇市のホテルコレクティブ

この記事を書いた人

アバター画像
琉球新報朝刊

 「中華民国建国114年」となる10月10日を前に、双十国慶節祝賀レセプションが3日、那覇市のホテルコレクティブで開かれた。玉城デニー知事のほか、県経済界や台湾の関係者ら約150人が参加し、沖縄との友好関係の発展や経済振興を誓った。
 台北駐日経済文化代表処那覇分処の王瑞豊処長は、9月の台風18号による台湾での被害に触れ「たくさんのウチナーンチュから、心温まる言葉と心遣いをいただき、本当に感謝している」と述べた。
 戦後80周年の節目で、10月24日は国連創設80周年でもあると言及し「世界の平和維持などの理念に立ち戻り、台湾が有意義に加盟できるよう協力してもらいたい」と話した。
 来賓代表で玉城知事は「台湾は沖縄にとって重要なパートナーだ。特に観光分野で、台湾との交流がさらに活発になっている。今後台湾と沖縄の絆をさらに一層深め、引き続き交流促進に積極的に取り組んでいきたい」とあいさつした。(呉俐君)

WACOCA: People, Life, Style.