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2025年10月2日
響け♪平和のハーモニー
ウクライナ避難民招きブラスバンドの演奏会
公明議員、実行委員長として奮闘
宮城・岩沼市で開催
宮城県岩沼市でこのほど、市民吹奏楽団3団体による演奏会「リバーサイドブラス」が開かれた。同実行委員会が主催し、在日ウクライナ大使館、日本ウクライナ芸術協会の後援で12人のウクライナ避難民らを招いた。公明党の阿部正幸・多賀城市議が実行委員長として開催と招待に尽力した。
出演したのは槻木ウィンズサークル(柴田町)、白石市民吹奏楽団、岩沼市吹奏楽団。ステージは、コンサート・マーチ「テイク・オフⅡ」で幕を開け、組曲「宇宙戦艦ヤマト」など11曲を披露し、会場を盛り上げた。
この途中、宮城県と山形県出身者でプロのサクソフォン奏者4人が童謡「赤とんぼ」などを奏で、聴衆を魅了した。
指揮を体験する(奥左から)ダニイルさんとナージャさん
■指揮者体験も
アンコールでは、県内に避難している高校生のグリブ・ダニイルさん(16)と中学生のグリブ・ナージャさん(13)きょうだいが壇上へ案内され、「ラデツキー行進曲」の指揮も体験。
終演後、2人は「緊張しましたが、会場の皆さんが優しく迎え入れてくれ温かい気持ちになりました」と感謝を述べた。
実行委員長の阿部・多賀城市議(前列左から4人目)と灯籠を手に記念撮影
■支え合う
当日、舞台には牛乳パックで作られたLED灯籠が並べられ、優しい灯が、ほのかに揺れた。これは秋田県大仙市の市民グループ「夢灯りプロジェクト」(髙橋かおる代表)が作成。東日本大震災の大津波に襲われた岩手県宮古市田老地区で犠牲者を悼み、“あの日”を忘れないと作られてきた思いを受け継いでいる。灯籠はウクライナの人たちに贈られた。
演奏会終了後には、能登半島地震の被災者支援の募金も行われた。
阿部・多賀城市議は「音楽は国境を越えて心をつなぐ力がある。これからも演奏会を通して平和と自然災害からの復興へ思いを寄せる催しとして続けたい」と決意している。
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