プーチン氏「私は皇帝でなく大統領」、国民に選ばれたと強調

 10月2日、プーチン・ロシア大統領(写真)は、自身は皇帝ではなく、国民によって一定の任期で選出されていると述べた。同日、ソチで代表撮影。スプートニク提供(2025年 ロイター)

[ソチ(ロシア) 2日 ロイター] – プーチン・ロシア大統領は2日、自身は皇帝ではなく、国民によって一定の任期で選出されていると述べた。

南部で開催された会合で、フランス革命後ウィーン会議に出席したロシア皇帝アレクサンドル1世のような気分かと司会者に問われ、「そうは思わない。アレクサンドル1世は皇帝だった。私は国民によって一定期間選出された大統領だ」と述べた。

プーチン氏は旧ソ連国家保安委員会(KGB)の元職員で、1999年に当時のエリツィン大統領から大統領代行に指名され、2000年の大統領選挙で勝利した。04年に再選されたが、08年に側近のドミトリー・メドベージェフ氏が大統領に選出された際は首相を務めた。その後、12年の大統領選で大統領に復帰し、18年と24年に再選された。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab

WACOCA: People, Life, Style.