米国株式市場・午前=S&P・ナスダック最高値更新、利下げ観測再燃

2日午前の米国株式市場で、S&P総合500種とハイテク銘柄中心のナスダック総合が取引時間中の過去最高値を更新した。2021年1月、ニューヨークで撮影(2025年 ロイター/Mike Segar)

[ニューヨーク 2日 ロイター] – 2日午前の米国株式市場で、S&P総合500種(.SPX), opens new tabとハイテク銘柄中心のナスダック総合(.IXIC), opens new tabが取引時間中の過去最高値を更新した。1日から始まった政府機関の一部閉鎖を受け新たな材料に乏しい中、市場で再燃しつつある利下げ観測が背景にある。

B・ライリー・ウェルスのチーフ・マーケット・ストラテジスト、アート・ホーガン氏は、米連邦準備理事会(FRB)は雇用市場の軟調な動向に引き続き注目するとの見方を示した。

再就職あっせん会社チャレンジャー・グレイ・アンド・クリスマスによると、米国で9月に発表された人員削減数は前月比では減少したものの、年初来の人員削減数は2020年以降で最多となり、年初来の採用計画数は2009年以来、16年ぶりの低水準を記録した。米東部時間9時54分(日本時間午後10時54分)時点で、ダウ工業株30種(.DJI), opens new tabは118ドル高。S&Pとナスダックも、それぞれ0.13%、0.25%上昇した。

LSEGデータに基づく暫定値です。前日比が一致しない場合があります
※米国株式市場

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