プーチン氏「原発周辺への攻撃」を非難、ウクライナ原発への報復示唆

ロシアのプーチン大統領は2日、ロシアが占拠するウクライナ南部のザポリージャ原子力発電所について、ウクライナが同原発付近を攻撃するのは危険な行為だとし、ウクライナが管理する原発に対しロシアが報復する可能性を示唆した。写真は2023年6月、大統領府(クレムリン)で撮影の提供写真(2025年 ロイター/Sputnik/Mikhail Tereshchenko/Pool via REUTERS)

[ソチ(ロシア) 2日 ロイター] – ロシアのプーチン大統領は2日、
ロシアが占拠する
ウクライナ南部のザポリージャ原子力発電所について、
ウクライナが同原発
付近を攻撃するのは危険な行為だとし、
ウクライナが管理する原発に対しロシアが報復する可能性を示唆した。

ザポリージャ原発では1週間以上にわたり外部電源の供給が停止。ウクライナとロシアは電力供給停止と周辺地域への攻撃について相互に非難し合っている。

プーチン大統領は、
ザポリージャ原
発周辺の状況はおおむね制御下にあると指摘。ロ
シアが管理下に置いている原発に対する攻撃をロシアによるものとするのは

愚かしいと述べた。

ザポリージャ原
発について

ウクライナのシビハ外相はこの日、
ロシアが外部電源を意図的に遮断し、自国の送電網に接続する準備を進めていると指摘。

ウクライナのゼレンスキー大統領は前日、ロシアは 原子力事故のリスクをつくり出そうとしていると非難している。

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