マダニ感染症 新たに2人 過去最多を更新 春と秋はピーク 「かまれたらすぐに受診を」【佐賀県】
全国的に感染者が増加しているマダニが媒介する感染症「SFTS」に新たに2人感染し、佐賀県内の感染者が今年6人と過去最多となった。9月22日から28日までの1週間で感染したのは60代の男性と10代の男性(高校生)の2人。10代の男性(高校生)はマダニにかまれていた。SFTSはウイルスを持つマダニにかまれることによって感染し、発熱や消化器症状などを引き起こし致死率は10〜30パーセント。
マダニのピークは春と秋で、県は今後、増加が危惧されるとして山や草むらなどで活動する場合は肌の露出を少なくし、かまれてしまったら自分で取り除かず、すぐに医療機関を受診をと呼び掛けている。
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