醤油発祥の地として知られる和歌山県湯浅町の「湯浅醤油」は、フランス・サンテミリオンのワイナリー「シャトー・クーテット」と醤油を共同醸造。
今回、ワイン樽で発酵・熟成させた醤油「SHINKO NOIRE」「SHINKO BLANCHE」の2025年版を、「醤油の日」である10月1日(水)に日本で数量限定で発売。
新しさを秘めた醤油に注目したい。
ワイン樽で発酵・熟成。フランスのワイナリーで造られたオーガニ…の画像はこちら >>フランスで醤油を造る、日仏発酵技術の新境地
「シャトー・クーテット」は、400年間一切農薬を使わずにブドウを育て続けている稀有な存在のシャトーだ。農地の25%はブドウ以外の動物や植物の住処として残し、自然環境への配慮を行っている。
8000程あるボルドーのワイナリーの中でも秀逸な味わいで、オーガニックワインの有名ブランドとして米国などでも人気がある。
また、「湯浅醤油」は、明治14年に創業した老舗の醸造元「丸新本家」の醤油部門。昔ながらの木桶を使って天然醸造し、手作りで醤油を造っている。
2023年「第9回ものづくり日本大賞」にて、「経済産業大臣賞」を受賞した。
フランスならではの醤油が生まれる
今回の2種類の醤油は、歴史あるワイナリー「シャトー・クーテット」のオーナーである、アドリアン・ダヴィド・ボーリュー氏と共同醸造したもの。
現地では、ワイン造りの道具や技術を応用しながら醤油の製造に取り組んでおり、日本の伝統的な手法とは少し異なる点もある。しかし、その違いが新たな可能性を生み、フランスで仕込むからこそ、現地の食文化や味覚に寄り添った醤油が生まれた。
イル・ド・レの塩を使用した2種類の醤油
「SHINKO NOIRE(シンコ・ノワール)」は、限定290本。フランス産のオーガニック大豆と小麦、そして塩田で造られたイル・ド・レの塩を使用し、ワイン樽で12カ月間じっくりと熟成させた醤油だ。
その色は透き通るような黒。口に含むとやさしい甘みが広がり、後味は驚くほど軽やかだ。
「SHINKO BLANCHE(シンコ・ブランシュ)」は、限定95本。
「NOIRE」と同じ原料を使用しているが、その配合割合が異なり、小麦を多く使用してワイン用のステンレスタンクで丁寧に熟成された醤油となっている。
その色は淡く、口当たりはやさしい。繊細な甘みと香ばしい香りが料理の味を引き立てる。
ワインのように“魅せる”デザイン
今年は包装にも特別なこだわりを込め、ワインのように“魅せる”商品を目指した。
ボックスは木製でインテリアとしても美しく、ボトルの形状にも細部までこだわっている。日本では珍しいビン内に樹脂の注ぎ口があり、醤油を少しずつ出すことができる。
また、キャップは外側が木製、内側は樹脂となっており、高級感の中にも利便性を求めた容器となっている。
伝統と革新が調和する「SHINKO」の醤油を試してみては。
SHINKO
発売開始日:10月1日(水)
種類:SHINKO NOIRE、SHINKO BLANCHE
内容量:各200ml
価格:各12,960円(税込)
販売場所:湯浅醤油 九曜蔵、丸新本家 本店、丸新本家 田辺店、丸新本家 南紀白浜とれとれ市場店
商品ページ:(NOIRE)https://www.marushinhonke.com/c/3555/22182
(BLANCHE)https://www.marushinhonke.com/c/3555/22162
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000072563.html
(田原昌)
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