都市計画法に違反した状態のまま営業を続けていた民間動物園「ノースサファリサッポロ」が今日、閉園しました。
札幌市の立ち入り調査では、現在、宿泊施設や獣舎など建物がまだ118棟残っています。そして移動先が見つかっていない300頭以上の動物が・・・問題解決には時間がかかりそうです。
運営会社のサクセス観光は昨日、ホームページにお詫びとともに「20年間本当にありがとうございました」とのコメントを掲載しました。また今日午後、地元の町内会などが札幌市役所を訪れ、閉園後も引き続き監視を継続するよう求めました。豊滝中央町内会・小嶋幸一さん「動物に関しては、素人の我々がどうこう言える問題ではないと思いますので、速やかに善処してもらいたいというお願いだけです」。
サクセス観光は動物の受け入れ先について「時間は要しますが動物たちにできるだけ負担のないように解決をしていきます」としています。これに対して札幌市は、きょうサクセス観光に対して動物の移動先や移動予定日を明確に記した計画書を、来月末までに提出するよう求めました。
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