サッカーの試合中に審判が示すイエローカードやレッドカードはよく知られている。しかし、「グリーンカード」とは一体何なのか?
これはチリで9月27日から10月19日まで開催中のFIFA男子U-20ワールドカップで試験導入されている最新の取り組みだ。
この大会で初めてグリーンカードが使用されたのは、現地時間28日に行われたモロッコ代表対スペイン代表の試合だった。この試合は2-0でモロッコが勝利したが、結果以外のところでは「グリーンカード」が注目された。モロッコ代表のモハメド・ワフビ監督がPK判定に異議を唱えた際に使われ、主審が映像を確認した結果、PKは取り消された。
イエローカードやレッドカードが警告や退場などの際に、審判が選手に対して示すのに対し、グリーンカードは試合判定を目的に使用される。これはビデオ判定「フットボール・ビデオ・サポート(FVS)」をリクエストするためのもので、さまざまな理由でVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)を導入できない大会や組織向けの代替システムとなる。
FVSはVARと同じ役割を持ち、ゴール、PK、1発レッドカード、選手の誤認などの判定に関して、「明らかな誤審」の場合にのみ使用される。
このシステムは審判が判定を下した後にのみ使用され、チームはグリーンカードを提示してその判定に異議を申し立てる。VARと同様に、審判はモニターで映像を確認し、最終判断を下す。
各チームは1試合につき2回まで使用できるが、判定が覆された場合(つまり主張が成功した場合)は使用回数は減らない。
このシステムがFIFA公認大会で試験的に導入されるのは今回が初めてではない。2024年にコロンビアで開催された女子U-20ワールドカップや、スイス・チューリッヒでのユース大会「ブルースターズFIFAユースカップ」でも使用された。

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