9月28日、トヨタ自動車のブラジル工場が大雨と強風による被害で生産を停止したのを受け、労働者の大多数が、トヨタが提示した従業員のレイオフ(一時解雇)に賛成票を投じた。写真は被害を受けたサンパウロのポルト・フェリス工場。24日にドローン撮影(2025年 ロイター/Jorge Silva)
[サンパウロ 28日 ロイター] – トヨタ自動車(7203.T), opens new tabのブラジル工場が大雨と強風による被害で生産を停止したのを受け、労働者の大多数が28日、トヨタが提示した従業員のレイオフ(一時解雇)に賛成票を投じた。
22日の大雨と強風でポルト・フェリス工場とソロカバ工場が被害を受け、生産を停止した。
労働組合は、レイオフ計画は工場で働く労働者の雇用と所得を守るよう設計されていると説明。20日間の臨時休暇期間を経て、10月21日から一時解雇期間が始まる。1カ月ごとに更新され、最長150日続く可能性があるとしている。
労組によると、投票した労働者の96%以上が賛成票を投じた。労使交渉では、月給1万レアル(1869.30ドル)までの全従業員に一時解雇の期間中、給与を全額支払うことなどが条件となった。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab
WACOCA: People, Life, Style.