原爆投下直後の広島の惨状などを描いた作品を展示する、埼玉県東松山市の美術館は、改修工事のため29日から休館することになりました。
東松山市にある「原爆の図 丸木美術館」は、開館からことしで58年となり老朽化が進んでいるため、29日から休館し、改修工事が始まることになっています。
28日は休館を前に大勢の人たちが鑑賞に訪れていました。
訪れた人たちは、原爆投下直後の広島の惨状などを描いた丸木位里と丸木俊の夫妻の作品「原爆の図」をじっくりと眺めていました。
妻とともに訪れた30代の男性は「静かで落ち着いた環境で作品を見ることができました。この先もずっと作品を展示し続けられる施設になって欲しい」と話していました。
美術館の学芸員、岡村幸宣さんは「長期の改修になりますが、原爆の図を守り抜いていけるような美術館にしていきたい」と話していました。
美術館のリニューアルオープンは再来年5月の予定です。

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