JR松山駅で新駅舎1周年フェスタ 「伊予灘ものがたり」ジオラマ展示や記念切手販売

高架駅となって1周年を前に、大勢の来場者でにぎわうJR松山駅のコンコース=27日午前、松山市南江戸1丁目

 2024年9月29日に完成した新たな高架駅の開業1周年を記念する「JR松山駅鉄道フェスタ」が27日、松山市南江戸1丁目の同駅であり、大勢の来場者が駅舎の風景を映した限定の記念切手といった物販のほか、観光列車「伊予灘ものがたり」の模型が走行するジオラマ展示などを楽しんだ。
 フェスタはJR四国と松山市が開催。同社によると、同駅の1日の乗降客数は約1万1千人で、天雲正人駅長(44)は「新駅が地域の交通結節点の役割だけでなく、人が集い日常生活に欠かせない場所として根付くよう発展、成長させたい」とあいさつ。利用者らと声を合わせて「出発進行」と開幕を宣言した。

WACOCA: People, Life, Style.