ことしの「長崎くんち」について、長崎伝統芸能振興会は、「庭見世」を来月3日、「人数揃い」を来月4日に行うとする日程を発表しました。

「長崎くんち」は、来月7日から9日までの3日間、開催され、ことしは6つの踊町が演し物を諏訪神社に奉納することになっています。

これを前に、「長崎くんち」の運営に携わる長崎伝統芸能振興会はことし演し物を奉納する踊町の会長らとともに記者会見を行い、当日までの日程を発表しました。

それによりますと、各踊町が演し物で使う衣装や小道具などを披露する「庭見世」は来月3日の夕方から行うとしています。

また、それぞれの踊町が稽古が仕上がり準備が整ったことを地元の人たちに知らせるため、本番と同様の衣装で演し物を披露する「人数揃い」は来月4日に行われることになりました。

さらに、各踊町の傘鉾が参加する「傘鉾パレード」は、来月7日の午後1時半ごろから長崎市の桜町小学校前から旧県庁前の間で行うということです。

ことし、諏訪神社で最初に演し物を奉納する新橋通り町会の本馬健三会長は「人数揃いでは、ぜひ、町内の方々に踊りを見てもらって、本番は無事に諏訪神社の石畳の第一歩を踏めるように頑張りたい」と話していました。

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