「富山県人会世界大会」がことし初めて開催され、記念式典が開かれた富山市の会場には、国内外に住む富山県にゆかりのある人たちが一堂に会しました。
富山市の富山国際会議場で開かれた「富山県人会世界大会」の記念式典には、海外15の国と地域のほか、国内の6つの県人会などからおよそ350人が集まりました。
はじめに獅子舞に先導されながらアメリカのニューヨークや中国の上海、ブラジルなどから集まった県人会の会長らが入場しました。
式典では、大会の実行委員会の会長をつとめる新田知事が「富山を大切に思う関係人口の一員として、互いに応援し合う関係を築いてほしい」とあいさつしました。
会場では、ニューヨーク県人会と東京県人会の会長が、▽県人会同士のネットワークを強化することや、▽富山県の魅力を国内外に積極的に発信することなどを盛り込んだ大会宣言が読み上げられました。
大会に出席したブラジル県人会の20代の女性は「研修員として富山に来ていますが、自然が豊かで食べ物がおいしいところが富山の魅力だと思います」と話していました。
大会は、28日までで、海外の県人会のメンバーが県内各地を巡る観光ツアーなどが予定されています。
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