28日に石川県の加賀市長選挙が告示されます。これまで現職と新人の2人が立候補を表明し、告示前から火花を散らす展開となっています。
【写真を見る】現職と元教育長 12年ぶりに石川・加賀市長選は選挙戦へ 市政の“継続”と“刷新”で真っ向対立
県の最南端に位置する加賀市。3つの温泉郷に代表される観光都市を二分する戦いが始まろうとしています。これまでに出馬を表明したのは現職と新人の2人です。
宮元陸氏「投資をすることで大きな経済効果がまたリターンされるわけだから、その路線は決して怯むことなく休むことなく続けていきたい。まだまだやらなきゃいけないことはいっぱいある」
現職の宮元陸氏(68)。12年前に当時の現職との一騎打ちを制し、2期目と3期目は無投票当選、選挙戦となれば初当選した2013年以来12年ぶりとなります。
宮元陸連合後援会・吉田貴副会長「(宮元氏は)行動力が素晴らしい。思いついたらすぐに動く。負けてしまっては逆に加賀市どうなるの?となる」
宮本氏のスローガンは「輝く未来を次代のために」
4期目を見据え、次の時代を生き抜くための教育改革のほか、デジタル化によるイノベーション・産業集積など5つのビジョンを政策に掲げます。
宮元陸氏「我々がやってきたことは志においても政策においても間違いないと思っているので、それを丁寧に皆さんに説明していく」
■市政刷新を主張 元教育長の山田氏
山田利明氏「今行われている施策の真逆のことをやってみたい。そしたら真逆の現象が起こるのではないか」
8月に立候補を表明し、現職と対峙する山田利明氏(67)。
市の元教育長で、毎月タウンミーティングを開催するほか、専門家の協力による加賀再生プロジェクトの実施を公約に掲げます。
山田利明後援会・畑幸男会長「正直者、約束を守る。そういうところは50年間の付き合いの中でしっかりわかる。(市の)頭を変えて、しっかりとした市民目線の市民ファーストの政治に戻す」
23日に市内で開いた総決起集会では、「CHANGEかが」をスローガンに掲げ、「トップダウンの政治からボトムアップの政治への転換」を訴えます。
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