[ニューヨーク 26日 ロイター] – 米国株式市場は反発して取引を終えた。米インフレ指標がほぼ予想通りだったことを受けた。ただ、主要3指数は週間では下落となり、S&P500とナスダックは3週連続の上昇に終止符を打った。

市場参加者は今週の経済指標を懸念しており、景気回復の兆候と米連邦準備理事会(FRB)による追加利下げへの期待を比較検討している。

グラナイト・ウェルス・マネジメントのマネージングディレクター、ブルース・ザロ氏は、投資家はFRBの今後の政策の方向性を見極めようとしており、四半期末に向けて準備を進めていると述べた。

ゲーム大手のエレクトロニック・アーツ(EA)(EA.O), opens new tabは14.9%急騰。非公開化に向けて協議を進めているという報道を受けた。コストコホールセール (COST.O), opens new tabは2.9%下落。四半期決算が弱材料となった。

ニューヨーク証券取引所では値上がり銘柄が値下がり銘柄を2.25対1の比率で上回った。

ナスダックでも1.69対1の比率で値上がり銘柄が多かった。

米取引所の合算出来高は169億8000万株。直近20営業日の平均は181億1000万株。

LSEGデータに基づく暫定値です。前日比が一致しない場合があります
※米国株式市場

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab

WACOCA: People, Life, Style.