工学部 橋本 慧 助教の研究開発課題「力学刺激によって性質を変える深共晶溶媒ゲルの創成」が、2025年度戦略的創造研究推進事業(さきがけ)「ゆらぎの理解と制御による材料革新」研究領域の新規採択課題14件のうちの1件に選ばれました。今後3年半の間、研究プロジェクトが実施されます。

戦略的創造研究推進事業(さきがけ)は、国の科学技術政策や社会的・経済的ニーズを踏まえ、国が定めた戦略目標の達成に向けた独創的・挑戦的かつ国際的に高水準の発展が見込まれる先駆的な目的基礎研究を推進します。科学技術イノベーションの源泉となる成果を世界に先駆けて創出することを目的とするネットワーク型研究(個人型)です。2025年度戦略的創造研究推進事業(さきがけ)の新規採択課題・総括総評は【関連リンク】先のPDFファイルをご覧ください。

 橋本助教は岐阜大学Guコンポジット研究センターにも所属しています。本センターは、平成30年4月に発足し、ものづくり分野研究拠点として、分子の集合体から繊維と樹脂の複合体まで、マルチスケールに複合材料を研究しています。物質化学、生命化学、機械工学から医学に至る複合領域となる研究体制により、テーラードマテリアル&デザインによる少量多品種のものづくりを確立し、航空機、自動車などの軽量部材にとどまらず、人体と関わる複合材料の開発を進めています。本採択により、今後センターの研究が推進されることが期待されます。

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