ブラジル代表 写真:Getty Images

 FIFAランキング19位の日本代表は、10月14日開催のキリンチャレンジカップ(国際親善試合)でブラジル代表と対戦するが、両チームともスター選手を欠く可能性が浮上。ブラジル代表では、FWネイマール(サントス)にくわえてFWラフィーニャ(バルセロナ)も負傷。日本代表ではMF久保建英(レアル・ソシエダ)の出場が危ぶまれている。

 ネイマールは9月中旬のトレーニング中に痛みを訴えると、19日の検査で負傷が判明。大腿四頭筋に問題があるというが、ブラジル『ge』は同選手の離脱期間が1か月程度になると報道。10月14日の日本戦に間に合わない見込みだという。

 ブラジル代表は日本で人気のあるネイマールにくわえて、ラフィーニャも欠くという。バルセロナは26日に同選手の負傷を公式発表。これによると、25日に行われたラ・リーガ第6節で21分に途中交代した後、右足大腿二頭筋に問題を抱えていることが判明。全治約3週間と診断されたため、日本戦までにコンディションが万全になる可能性は低い。

 一方、森保ジャパンはセンターバックで怪我人を多く抱える中、久保が招集されない可能性も。スペイン『アス』が伝えたところによると、同選手はラ・リーガ第6節のマジョルカ戦で左足首をアイシング。「久保は代表戦で負った捻挫の影響がまだ残っている」と報じるなど、左足首の症状が悪化している可能性も。コンディション次第では、ブラジル戦への出場を断念するかもしれない。

 両チームともにスター不在という不安材料があるが、 それでもMF三笘薫(ブライトン)やMF堂安律(アイントラハト・フランクフルト)などの日本代表招集は現時点で濃厚。東京スタジアム(味の素スタジアム)開催の一戦は、両チームの底力と将来性を占う試金石となりそうだ。

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