サッカーJ2のヴァンフォーレ甲府について、FIFA=国際サッカー連盟が当面、新規の選手登録を禁止する処分を科したことが分かりました。
チームは以前所属していた外国人選手の移籍金に関する問題が原因だとして、早期の解決を図っていきたいとしています。

FIFAは新規の選手登録を禁止するチームのリストにヴァンフォーレ甲府を今月24日付けで追加したことを公式ホームページに掲載し、チームによりますと25日夜連絡があったということです。

禁止の対象はこの先3回の登録期間で、これまでの登録期間の設けられ方からすると、秋に開幕して翌年の春に終了する「秋春制」に変わる来シーズンの冬の移籍期間が終わるまでとみられます。

ヴァンフォーレ甲府によりますと、2022年8月から2023年12月末までブラジルのチームから期限付き移籍で加入していた選手の移籍金について相手チームとの間で行き違いが生じ、これまで交渉を重ねてきたものの合意に至らなかったことが今回の処分につながったということです。

ヴァンフォーレ甲府は「クラブに関わるすべての皆様方に多大なご心配とご迷惑をおかけしていることを心からおわび申し上げます。早期解決に向けて相手チームと調整を図ってまいります」などとコメントしています。

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