閉幕迫る、大阪・関西万博。最後に見納めしたい“ガンダムパビリオン”の魅力を紹介

 大阪・関西万博の西側にそびえる高さ約17mの実物大ガンダム像。その横に建つ「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION(ガンダムネクストフューチャーパビリオン)」は、4月の開幕以来、連日予約枠が埋まる人気を誇ってきた。

 会期は残りわずか。10月13日の閉幕を前に、多くの来場者が「最後にもう一度」と足を運ぶ姿が目立つ。今回は、そんなガンダムパビリオンで実際に体験してきた“新たな宇宙世紀を旅する50分間”をレポートする。

緊急退避ポッドとガンダムの出撃

 そこで参加者たちは、緊急退避ポッドへと続く通路(フェーズ4)を進み、緊急退避ポッド(フェーズ5)へと誘導される。すると、乗り込んだポッドの窓越しにガンダムの姿が現われ、新たな装備とともに活躍する。ここから先はネタバレ禁止となるが、最大の見せ場が待っている。

緊急退避ポッドへ続く通路(フェーズ4)。警告音が鳴り響き、緊張感が高まる

 暴走するデブリに立ち向かい、ジオングタイプMAからツアー参加者を守ってくれるガンダム。轟音と振動が加わり、参加者たちは退避ポッドに乗ったままガンダムの活躍を目撃する。

 映像と物理的な揺れが組み合わされ、まるで自分自身が宇宙災害に遭遇したかのような緊張感が続く。危機が去った瞬間、場内からは自然と拍手が起こった。

緊急退避ポッドへ逃げ込むとガンダムが登場。来場者を守るため大活躍する閉幕前に見納めしたい“ガンダムパビリオン”

 ガンダムシリーズ45周年の節目に、人類と宇宙の新たな未来社会を示した「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」。従来からのファンも、万博をきっかけにアニメを一気見したという人も、世代も国籍も問わず“宇宙(そら)”を見上げる姿が印象的だった。

 パビリオン体験は事前予約または当日登録が必須(10時~21時、約12分ごとに入場)で、特に午後14時以降は当日枠が設定されている。また、実物大ガンダム像の観覧は予約不要で、終日公開されている(9時~22時)。昼間の力強い姿も、夜間ライトアップの荘厳な姿も、今しか見られない。閉幕を迎える前に、ぜひ夢洲でガンダムと再会してほしい。

GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION

場所: 西ゲートゾーン 企業パビリオン W07-01
運営時間: 10時~21時
所要時間: 約50分
入場方法: 予約が必要
※2か月前抽選、7日前抽選、空き枠先着予約、当日登録が対象

実物大ガンダム像は終日公開(9時~22時)。予約不要で観覧できるガンダム像の前では、自分で撮ったお気に入りの1枚を使った「万博デジタル記念証」も発行できるぞ!(発行はガンダム像前にあるQRコードから)

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