スペインも軍艦船派遣、ガザ支援船団へのドローン攻撃受け

 スペインは、パレスチナ自治区ガザへの支援物資輸送中にギリシャ沖の公海上でドローン(無人機)攻撃を受けた国際支援船団を支援するため、イタリアに続き海軍の艦船を派遣した。写真は14日、ギリシャ・シロス島で撮影(2025年 ロイター/Giorgos Solaris)

[ローマ 25日 ロイター] – スペインは、パレスチナ自治区ガザへの支援物資輸送中にギリシャ沖の公海上でドローン(無人機)攻撃を受けた国際支援船団を支援するため、イタリアに続き海軍の艦船を派遣した。

「グローバル・スムード船団(GSF)」は約50隻の民間船からなり、スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさんなどの活動家や弁護士らが乗船している。

イタリア国防省は24日、GSFが攻撃を受けたことから多目的フリゲート艦を救助活動の可能性に備えて派遣した。負傷者はいなかったものの、船舶に若干の損傷が出たという。

これに続き、スペインも25日に艦船を派遣し、船団の支援を行うと明らかにした。

イタリアは、支援物資をキプロスでカトリック教会エルサレム総主教庁に引き渡し、同総主教庁がガザで物資を配布するという妥協案を提示したが、船団側のイタリア代表はこれを拒否した。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab

WACOCA: People, Life, Style.

Exit mobile version