株式会社トーハン（本社：東京都新宿区、代表取締役社長：川上浩明、以下 「トーハン」）は、9月25日に、兵庫県上郡町（町長：梅田修作氏、以下「上郡町」）と、包括連携協定を締結しました。
写真右から、上郡町 梅田修作 町長、トーハン 東海近畿支社長 金子俊之 上席執行役員
包括連携協定について
上郡町およびトーハンが連携し、本を通じた地域活性化の実現及び持続可能な地域社会の形成に寄与し、相互の発展に資することを目的としています。
この目的を達成するため、協定に基づく連携事項として、下記の7点について共同で取り組むことで合意しました。
（1）教育に関すること
（2）子育て支援に関すること
（3）地域コミュニティ活性化に関すること
（4）産業振興に関すること
（5）書店業スタートアップに関すること
（6）施策の紹介に関すること
（7）その他本協定の目的に沿うこと
協定締結の経緯
上郡町はかねてより「読書のまち」を掲げ、作家や文化人を招いての「読書講演会」や、1983年から続く町立図書館での「おはなし会」など、本に関する様々な取り組みを実施されています。一方で、町内には一般的な書店がないことが課題となっています。
トーハンは2024年12月に同町の商工会が主催するイベント「ぐんぐんフェスタかみごおり」に参加し、近隣地域の書店や出版社と協力して本の販売や親子向けワークショップを行い、町との連携を深めてまいりました。
情報交換を続ける中で、上郡町とトーハンが協力して本と人とのタッチポイント創出に取り組むことで合意し、包括連携協定を締結することとなりました。
今後の取り組み
地元企業と連携し、小型書店開業パッケージ「HONYAL」を利用した書店開業を目指します。
町立図書館の活性化に向けて、蔵書の内容充実や読書イベントの開催に協力します。
他地域の書店等を通じて、上郡町の名産品の拡販に取り組みます。
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