JR西日本の長距離列車「WEST EXPRESS 銀河」、2025年11月3日~12月13日は京都~下関駅間を結ぶ「山陽コース」で夜行特急列車として運行します。停車駅や車内では、山口プレデスティネーションキャンペーンにあわせて、山口県の魅力を体感できる様々な企画が用意されています。

山口県の魅力満載!車内販売とイベント

上り列車(京都行)の車内では、沿線の特産品販売やイベントが実施されます。

■下関市

車内販売は下関~新山口間で特定日に実施。”レモン香る海峡のまち”を目指して生まれた「海峡レモン」を使用したソーダやてぬぐいを販売します。

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■防府市

車内販売は下関~新山口間で特定日に実施。藍染めブランドとコラボしたオリジナルTシャツや、鋳物記念館で特別制作された錫製のヘッドマークレプリカ、地元の酒米「穀良都」で造られた日本酒などが登場。

左:コラボヘッドマーク、右:オリジナルTシャツ(イメージ)

このほか、岩国市も地元特産品を車内販売予定。また、上り列車車内では山口県の観光PRやガラポン抽選会も予定されています。

停車中のお楽しみ!姫路駅の「えきそば」と柳井駅のホーム販売

下り列車(下関行)では、停車時間を活用したおもてなし企画に注目。

深夜の姫路駅ホームでは、「まねきのえきそば」が営業時間を特別に延長して駅そばを提供。予約は不要で、停車時間中にホームで温かいそばを堪能できます。姫路駅の発着時刻は、23:48着/0:40発。

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また、柳井駅(8:13着/8:31発)では、地元のガイドが「昭和の売り子スタイル」で登場し、鯛めしやおにぎりなどの軽食、地元の偉人・月性の展示館グッズなどを販売します。

フリースペースが沿線のギャラリーに

今回の山陽コースでは、4号車のフリースペースをギャラリーとして活用し、山陽路の伝統工芸品や特産品を展示します。萩市からは萩焼や国の「地理的表示(GI)」に指定された日本酒「GI萩」が、柳井市からは江戸時代から伝わる伝統工芸品の「金魚ちょうちん」が展示され、ハート型のフォトフレームで記念撮影も楽しめます。

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さらに、山口市の大内人形や宇部市の彫刻作品、防府市の藍染めタペストリーなど、沿線の豊かな文化に触れることができます。

「WEST EXPRESS 銀河」山陽コース 概要

2025年度11月~12月の山陽コースでは、京都駅~下関駅間を夜行特急列車として運行します。

運行カレンダー ※2025年9月時点の情報(イメージ)

きっぷは、JR西日本のネット予約サービス「e5489」や全国のみどりの窓口などで、各運行日の1ヶ月前10時から発売されます。また、旅行商品として「tabiwa トラベル」での先行販売も行われます。

2025年11月~12月の「WEST EXPRESS 銀河」山陽コースは、山口県の食や文化の魅力を存分に味わえるおもてなしが満載です。車内での特産品販売から停車駅での名物グルメまで、特別な体験ができるこの機会に、山口への旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。

(画像:JR西日本)

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