公開日時 2025年09月26日 05:00更新日時 2025年09月26日 10:32
高さ約1・5メートルに咲いたアフリカバオバブの花を笑顔で見つめる熱帯ドリームセンター係の佐藤裕之さんら職員=25日午後8時半、本部町の同施設
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武井 悠
【本部】本部町の海洋博公園熱帯ドリームセンターで、アフリカ大陸の熱帯地域などが原産の落葉高木「アフリカバオバブ」の開花が始まった。今年の最大の特徴は高さ約1・5メートルのつぼみで、25日午後7時ごろから開花を始めた。約30分で満開となった10センチほどの白い花は26日の夕方まで楽しめるという。
アフリカバオバブ開花=25日午後7時35分ごろ
海洋博公園管理センター熱帯ドリームセンター係の佐藤裕之さんによると、花は高さ5メートル前後で咲くのが一般的で、顔を近づけて花を見られるのは珍しい。低い部分の枝が、風などで折れずに残ったことなどが要因として考えられるという。
木全体では他にもつぼみが三つ見つかっており、花は11月初旬にかけて楽しめそうだ。「国内ではめったに見ることができない貴重な花だ」と来園を呼びかけた。
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