米インテル、台湾TSMCに接近 出資や提携模索=報道

米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは25日、米半導体大手インテル が出資や提携を巡って半導体受託製造最大手の台湾積体電路製造(TSMC)に接近していると報じた。8月25日撮影のイメージ写真(2025年 ロイター/Dado Ruvic/Illustration)

[25日 ロイター] – 米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは25日、米半導体大手インテル(INTC.O), opens new tab が出資や提携を巡って半導体受託製造最大手の台湾積体電路製造(TSMC)(2330.TW), opens new tabに接近していると報じた。複数関係者の話としている。24日には米ブルームバーグが、インテルが米アップル(AAPL.O), opens new tabに出資を要請していると報じていた。 もっと見る

外部からの出資を模索するインテルの動きは、トランプ米大統領が先月、同社への関心を示す以前から始まっていた。ただ、米政府がインテル株10%を取得して以降、この動きが加速している。

先週には米半導体大手エヌビディア (NVDA.O), opens new tabが、インテルに50億ドルを出資して株式約4%を取得すると発表。8月にはソフトバンクグループが20億ドルを出資すると発表していた。

米IT専門メディア「ジ・インフォメーション」は4月、インテルとTSMCが合弁会社を設立する仮合意を協議していたと報道。TSMCが合弁会社の株式20%を保有するとの内容だった。

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