2025年9月25日 19:45
公共交通の利便性の向上を図ろうと、山梨県は来週から電動キックスケーターなどのシェアリングサービスの実証実験を始めます。
リニア開業後を見据え、新たな交通手段として検討します。
この実証実験はリニア開業後を見据え、県内の公共交通の充実を図ろうと、県が民間企業と連携して行うものです。
新たな交通手段として導入するのは、電動キックスケーターです。
松永桃果 記者
「ボタン一つで操作ができ、安定感もあります」
記者が運転する電動キックスケーターのほか、電動アシスト自転車と座席付きの小型電動3輪車の3種類、合わせて20台を使用します。
これらの乗り物を甲府駅や湯村温泉郷、竜王駅などの5か所に配置。
専用のアプリに登録すれば10分100円で利用でき、借りた場所でなくてもいずれかの駐輪場に戻せばいい、いわゆる「乗り捨て」が可能です。
県リニア・次世代交通推進課 有須田遥華 課長
「幅広い年代層が活用できる交通手段としいうことで、導入した。ゆくゆくはリニアの開業に向けて、県としても公共交通網の再編を進めていかなければならないと思っているので、新しいこの移動手段も盛り込んでいけたらと考えている」
この実証実験は来年1月まで行われ、結果を踏まえて導入の可否などを検討します。
※利用は16歳以上のみ
※有料10分100円(11月23日まではクーポン利用で無料)
※夜間22時~翌6時までは貸出停止
最終更新日:2025年9月25日 20:19
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