2025年FIM世界耐久選手権(EWC)の最終戦となる第88回ボルドール24時間レースが、9月18日から21日にかけてフランスのポール・リカール・サーキットで開催されます。

未だタイトル争いの可能性を残すF.C.C. TSR Honda Franceは、今季2勝目を挙げてシーズンを良い形で締めくくることを目指しています。最終戦には、リザーブライダーとしてスペイン人のアイザック・ビニャーレスがチームのライダー陣、アラン・テシェ、コロンタン・ペロラーリ、羽田太河に加わりました。

木曜日、フリープラクティスを終えた後、Honda CBR1000RR-R Fireblade SPを駆るF.C.C. TSR Honda Franceのライダーたちは午後の晴天コンディションの下行われたQ1に挑み、平均タイム1分52秒653でHonda #5を暫定7番手につけました。

同日の夜間セッションでは、F.C.C. TSR Honda Franceが1分53秒156で2番手のラップタイムをマークしました。

翌日の金曜日午前11時から、同様の路面コンディションで行われたQ2では、全ライダーが前日の自己ベストを大幅に更新しました。

テシェはチームを牽引する走りを見せ、1分51秒445のベストラップを叩き出し、グループ2番手となりました。ペロラーリは1分51秒630を記録し、黄腕章グループでトップ3入りを果たしました。赤腕章グループで走行した羽田は着実にペースを上げ1分53秒871をマーク。ビニャーレスも1分54秒213のベストラップでチームに貢献しました。

ベストタイム2本の平均により、F.C.C. TSR Honda Franceチームは1分51秒538でグリッド4番手を確保し、チャンピオンシップポイントを2点追加しました。

Honda CBR1000RR-R Fireblade SPを駆るTati Team AVA6 Racingは予選総合で平均ラップ1分52秒166を記録し、グリッド6番手を確保しました。

Tati Team AVA6 Racing は、今季のラインナップであるヒューゴ・クレール、ランディ・クラメナッハー、マルタン・ルノーダンで引き続きボルドールに臨みます。

クレールとクラメナッハーはそれぞれ前回のタイムを更新しました。重傷からの復帰を果たしたルノーダンも着実にリズムとペースを取り戻しています。3人のライダーが揃って再び走行できたことはチームにとって大きな力となっており、前方グリッドからスタートし、最後まで優勝争いに加わることを目標としています。

Wójcik Racing Team #777 SSTは、ダンロップタイヤを装着するスーパーストックカテゴリーで1分53秒663をマークし、ポールポジションを獲得しました。この結果により、全体のグリッドで見事10番手につけました。

鈴鹿8耐で4位入賞を果たしたジョルディ・トーレス、マテウシュ・モリク、フィリップ・シュタインマイヤーらは、Honda #777を駆り力強い走りを披露する自信を持っています。

No Limits Hondaは、ロバート・タンブリーニ、ガブリエレ・ジャンニーニ、鳥羽海渡のラインナップでHonda CBR1000RR-R Fireblade SP #44を駆り、カテゴリー4番手からスタートします。

FIM耐久ワールドカップタイトル争いの一角を担うKaedear-Dafy-Rac41-Hondaは、5番手のタイムを記録しました。現在総合ランキング3位で首位と18ポイント差のクリス・リーシュ、石塚健、ケビン・マンフレディらは、予選を通じて安定したトップペースを披露し、最終戦での表彰台フィニッシュを狙っています。

現在総合ランキング2位で首位と僅か5ポイント差のNational Motos Honda FMAは、予選をレースペースで走行することに集中し、FIM耐久ワールドカップのタイトル防衛を目指しています。

FIMプロダクション・ワールド・トロフィーでは、Honda CBR1000RR-R Fireblade SP #87を駆るTati運営のMoto Revue Moto Journalが最速タイムを記録しました。同チームは、EWC世界王者に輝いた経験を持つヴァンサン・フィリップ、ベルトラン・ゴールド 、さらにX-GamesやRed Bull X-Fightersで数々のタイトルを獲得したフリースタイルモトクロスライダーのトム・パジェスという布陣でレースに臨みます。

第88回ボルドール24時間レースの決勝は、9月20日(土)の現地時間午後3時にスタートし、21日(日)の午後3時に決着を迎えます。

Alan Techer

Alan Techer
5

F.C.C. TSR Honda France

火曜日からレースペースを上げるために懸命に取り組んできました。決勝ではこのレースペースが一番重要となり、そこで可能な限りポイントを稼ぎ、勝利を目指します。太河は少しペースが劣るので、チームとして彼をサポートしていきます。昨日のQ1ではレースのシミュレーションを行い、すべて順調に進みました。そして今日、予選用タイヤのおかげで大きく前進できました。私は51秒4、コロンタンは51秒6を記録し、とても良い平均タイムを残せました。このパフォーマンスには満足しており、レースに向けてモチベーションも高いです。当日の天候も良さそうなので、集中を切らさず最高の結果を目指します。

火曜日からレースペースを上げるために懸命に取り組んできました。決勝ではこのレースペースが一番重要となり、そこで可能な限りポイントを稼ぎ、勝利を目指します。太河は少しペースが劣るので、チームとして彼をサポートしていきます。昨日のQ1ではレースのシミュレーションを行い、すべて順調に進みました。そして今日、予選用タイヤのおかげで大きく前進できました。私は51秒4、コロンタンは51秒6を記録し、とても良い平均タイムを残せました。このパフォーマンスには満足しており、レースに向けてモチベーションも高いです。当日の天候も良さそうなので、集中を切らさず最高の結果を目指します。

Corentin Perolari

Corentin Perolari
5

F.C.C. TSR Honda France

アランと私はとても良い予選を走れました。4番手スタートは非常に良いです。総合ランキングでも2点を加算できました。レースペースも良いので、3人目のライダーが同じペースで走ることができれば、非常に良いレースになると思います。

アランと私はとても良い予選を走れました。4番手スタートは非常に良いです。総合ランキングでも2点を加算できました。レースペースも良いので、3人目のライダーが同じペースで走ることができれば、非常に良いレースになると思います。

Taiga Hada

Taiga Hada
5

F.C.C. TSR Honda France

昨日と今日の予選では、レース用タイヤでのレースシミュレーションに重点を置きました。まだペースを上げられる余地があると感じているので、データを詳しく検証し、明日さらにペースを改善できるよう取り組んでいきます。

昨日と今日の予選では、レース用タイヤでのレースシミュレーションに重点を置きました。まだペースを上げられる余地があると感じているので、データを詳しく検証し、明日さらにペースを改善できるよう取り組んでいきます。

WACOCA: People, Life, Style.