中国の電気自動車(EV)用バッテリー大手、寧徳時代新能源科技(CATL)の時価総額が25日、酒造大手の貴州茅台酒を抜き、本土市場で3番目の規模になった。電池需要の堅調な見通しが投資家心理を後押ししている。
深圳に上場するCATLの株価はこの日、一時6%高と、上場来高値を更新した。時価総額は1兆8300億元(約38兆1900億円)に達し、貴州茅台酒の1兆8000億元を上回ったことがブルームバーグの集計データで分かった。

大和証券キャピタル・マーケッツ香港のアナリスト、ケルビン・ラウ氏は「バッテリーを巡る見通しは良好」だと分析。一部の投資家はEV銘柄からバッテリー株へ資金を移している可能性があり、業界のリーダーであるCATLが恩恵を受けていると指摘した。
世界最大のバッテリーメーカーであるCATLの株価は今月、本土市場で30%上昇。急拡大するエネルギー貯蔵システム(ESS)分野で支配的な地位を築いていることが今後の利益につながるとの期待が背景にある。
原題:CATL Surges to Overtake Moutai as China’s Third Largest Stock(抜粋)
— 取材協力 Mengchen Lu

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