9月24日、ドイツのクリングバイル財務相(写真左)は、国境をまたぐ鉄道・道路やエネルギー網、対外国境警備、研究開発の改善に資金を充てる「現代的な」欧州連合(EU)予算の必要性を訴えた。同日、ベルリンで撮影(2025年 ロイター/Liesa Johannssen)
[ベルリン 24日 ロイター] – ドイツのクリングバイル財務相は24日、国境をまたぐ鉄道・道路やエネルギー網、対外国境警備、研究開発の改善に資金を充てる「現代的な」欧州連合(EU)予算の必要性を訴えた。
先端半導体など重要品目で欧州製品を優遇する「バイ・ヨーロピアン」の方針や、共同軍備計画を伴う防衛の単一市場など、EU経済の再活性化に向けた6項目の計画を打ち出した。
ベルリンで行った講演で「欧州は岐路に立っている」と述べ、「われわれが団結して欧州を前進させるか、さもなければ欧州はさらに重要性を失う恐れがある」と危機感を示した。
トランプ米政権の関税政策を受け、インドやメルコスル(南米南部共同市場)などとの迅速な貿易協定締結も求めた。
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