マジョルカ戦で攻め込むレアル・ソシエダードの久保(左)=サンセバスチャン(共同)
<スペインリーグ:Rソシエダード1-0マジョルカ>◇24日(日本時間25日)◇サンセバスチャン
レアル・ソシエダードの地元紙がマジョルカ戦で先発した日本代表MF久保建英(24)について、「ベストの状態から程遠かった」と寸評した。
Rソシエダードは24日にホームで行われたスペインリーグ第6節でマジョルカと対戦し、オヤルサバルの決勝点により1-0で勝利した。今季初の勝ち点3を獲得して連敗を3でストップし、6試合1勝2分け3敗の勝ち点5で16位にステップアップ。一方、浅野拓磨に出番がなかったマジョルカはまだ1度も勝利なく、6試合2分け4敗の勝ち点2で降格圏内19位と低迷している。
2試合連続で先発した久保は後半4分にオヤルサバルが決めたゴールの起点となった。さらに24分、ペナルティーエリア内で自らゴールを狙うが、うまくミートできずDFにクリアされ、40分にゲデスとの交代でピッチを去った。
クラブの地元紙ノティシアス・デ・ギプスコアはこの日の久保について、「ベストの状態から程遠かった。ヘディングシュートが失敗に終わったアランブルのゴールチャンスを演出し、得点に関与した一方、決定的チャンスを外した」と寸評し、チャレタ=ツァル、ブライス・メンデスと並ぶチームで最も低い5点(最高10点)と評価した。
同紙は決勝点をアシストしたバレネチェアをこの日のチームMVPに選出し、8点と高評価。続いてオヤルサバルが7点、レミーロ、アランブル、スベルディア、セルヒオ・ゴメス、ゴロチャテギ、カルロス・ソレールが6点。途中出場のトゥリエンテス、アイエン・ムニョス、パブロ・マリン、ゲデス、サティクは採点なしとなった。
Rソシエダードはこの後、28日に行われるスペインリーグ第7節で、昨季のスペインリーグ王者バルセロナとの厳しいアウェーゲームに臨む。(高橋智行通信員)
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