米シティグループは、メキシコ・リテール銀行部門バナメックスの株式25%を、地元の実業家に売却することで合意した。同資産の上場計画の一環となる。
実業家で元投資銀行家のフェルナンド・チコパルド氏が、自身と家族が所有する会社を通じ、約420億ペソ(約3400億円)で株式を取得する。シティグループが明らかにした。来年後半に予定通り取引が完了すれば、チコパルド氏がグルーポ・フィナンシエロ・バナメックスの会長に就任するという。
シティはバナメックスの一部株式の購入を富裕投資家に働きかけてきたとブルームバーグは先に報じていた。
ジェーン・フレーザー最高経営責任者(CEO)は先月、メキシコでシェインバウム大統領と会談し、事業計画を協議していた。事情に詳しい複数の関係者によれば、フレーザー氏はその会合で、チコパルド氏の提案を巡りシェインバウム大統領の承認を求めたという。
シティは事業構造の簡素化のため世界各地でリテール業務を縮小・売却している。
大統領府やチコパルド氏の代理人はすぐにはコメントの要請に応じなかった。
原題:Citi Sells Banamex Stake to Mexican Magnate for $2.3 Billion (1)(抜粋)

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