スタートアップ注目記事
2025年9月25日4
36Kr Japanで提供している記事以外に、スタートアップ企業や中国ビジネスのトレンドに関するニュース、レポート記事、企業データベースなど、有料コンテンツサービス「CONNECTO(コネクト)」を会員限定にお届けします。無料会員向けに公開している内容もあるので、ぜひご登録ください。
セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け
メールマガジンに登録
ロボット用関節モジュールを開発する中国のスタートアップ「霊足時代(RobStride Dynamics)」が、プレシリーズAとその追加ラウンドで計数千万元(数億円)を調達した。プレシリーズAは紅杉中国(Hongshan、旧セコイア・チャイナ)のシードファンドが主導し、追加ラウンドでは弘暉資本(HighLight Capital)が単独出資した。資金は生産ライン建設、生産能力拡大、グローカル展開および新たな製品シリーズの開発に充てられる。
霊足時代は2023年11月に設立され、現在は量産向けの一体型関節モジュール「RobStride」シリーズ(トルク範囲1.5〜120N·m)から7種類の製品を打ち出している。開発者向けの「EduLite」シリーズとオープンソースのロボットプラットフォームも近く発表される。
王勃・最高経営責任者(CEO)は、人型ロボット産業に大きな可能性があるのは間違いないが、短期的な浮き沈みを繰り返す可能性があると指摘する。ロボットの頭脳となるAIモデルについてはさらに多くのデータ検証が必要となる上、本体価格にメンテナンス費用などが加わるため、実際の導入コストが高止まりしているからだという。
高コスパのロボット関節「RobStride」、中国人型ロボット3分の1に浸透
霊足時代は事業内容を電動二輪車やプール清掃ロボット、産業自動化などの分野に広げており、現在は人型ロボット向け以外の売上高が全体の6割を占める。また、創業当初から海外展開を進めており、すでに世界26カ国に累計5万個以上の製品を出荷している。
*1元=約21円で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
36Kr Japanで提供している記事以外に、スタートアップ企業や中国ビジネスのトレンドに関するニュース、レポート記事、企業データベースなど、有料コンテンツサービス「CONNECTO(コネクト)」を会員限定にお届けします。無料会員向けに公開している内容もあるので、ぜひご登録ください。
セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け
メールマガジンに登録
投稿ナビゲーション
関連記事はこちら
関連キーワード
36Kr Japanは有料コンテンツサービス「CONNECTO(コネクト)」 を始めます。
最新トレンドレポートを無料公開中なのでぜひご覧ください。
セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け
メールマガジンに登録
フォローする
フォローする
WACOCA: People, Life, Style.