いわゆるトーキー、音声が付いた映画が登場する以前の映画、「無声映画」を上映するイベントが9月23日、美波町で開かれました。
「兄さん、おかがみを一重ね貸していただきたいんで」
「とんでもない、やなこった。貧乏人のくせに正月の餅なんかぜいたくだ。さあ帰った、帰った」
この催しは、2025年7月の日和佐うみがめ博物館カレッタのリニューアルオープンを記念して開かれました。
23日は約200人が訪れ、開演前には、美波町のPRキャラクター、かめたろうさんが登場して会場を盛り上げました。
無声映画とは、トーキー、音声付きの映画が登場する以前の様式で、サイレント画面に、活動弁士の語りと音楽を合わせて楽しみます。
23日は、カレッタのリニューアルにちなみ、「海」がテーマの3作品が上映されました。
「チャップリンの冒険」
訪れた人たちは、モノクロの画面を見つめながら、活動弁士の語りや音楽に耳を傾け、約100年前の映画様式を楽しんでいました。
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