滋賀県で開催される国民スポーツ大会・ハンドボール競技に、成年女子宮崎県チームが出場します。
25年ぶりに挑む大会で上位入賞をねらいます。

学生と社会人の選手で編成されたハンドボール成年女子の宮崎県チーム。
滋賀国スポの出場権をかけた九州ブロック予選を突破し、成年女子としては25年ぶりに本戦出場を決めました。

(富山未希コーチ)
「(国スポ出場が)決まった瞬間は、選手と一緒によろこんで嬉しい思いだった」
「(選手)それぞれが自分ができることをチームのためにやりながら、チームが勝つためにどうするかができるチーム」

チームの主体となるのは、8月の社会人全国大会で準優勝に輝いた「HC宮崎」のメンバー。
東京オリンピックで日本代表チームのキャプテンを務めた原希美選手など経験豊富なプレーヤーが名を連ねます。

キャプテンとしてチームをまとめるのは、和田涼夏選手。

プレー周りへのポジティブな声かけと持ち前のスピードを生かしたプレーで、チームを鼓舞します。

(和田涼夏キャプテン)
「笑顔を忘れないということを大事にしているので、そんな声かけをしてチームが勢い付くように引っ張っていきたい」
「(大会では)まずは楽しむことが大前提だけど、2年後の(宮崎)国スポに向けていい流れをつかめるように、目の前の一戦一戦をしっかり勝ち上がっていい成績を残したい」

攻守で体を張るのは、ポストプレーヤーの本間花恋選手。

本間選手の武器は、右手と左手どちらでも打てるシュート!シュート予測が難しいシュートは、ゴールキーパーを翻弄します。

(本間花恋選手)
「元々は右利きだけど、高校2年のときに右肩を故障して左利きに自分でした」
「チームメイトとコミュニケーションをとりながら、自分なりのプレーができるように頑張る」

守りの要は、ゴールキーパーの炭床ともみ選手。
適格な状況判断と勝負どころのシュート、セーブでチームの勝利に貢献します。

(炭床ともみ選手)
「シューターに対して自分が負けの立場になららいように、受け身にならないように自分から仕掛けにいける準備を常にしている」

Q・シュートは怖くないですか
(炭床ともみ選手)
「怖いですー」
「でも、止めたら気持ちいいので、そこはなぜか止めてしまいますね」

仕事や学業などでメンバー全員が揃っての練習は限られますが、ハンドボール成年女子宮崎県チームは心をひとつに25年ぶりの国スポに挑みます。

(富山未希コーチ)
「いろんな人が応援してくれて、練習ができたり試合に臨めたりするので、周りの人が支えてくれているという思いをしっかり持って、元気や勇気や感動を与えられるような試合ができるようにみんなで頑張りたい」

滋賀国スポハンドボール競技は10月3日から始まり、宮崎県チームは初日の1回戦で地元滋賀県と対戦します。

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