エクソン以外もロシア復帰に関心=大統領府

 9月24日、ロシアのペスコフ大統領報道官は米エネルギー大手エクソンモービルのロシア復帰の可能性について問われ、ロシアへの復帰に意欲的な企業は同社だけではないと述べた。写真はエクソンモービルのロゴと株価グラフのイメージ。2022年9月撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)

[モスクワ 24日 ロイター] – ロシアのペスコフ大統領報道官は24日、米エネルギー大手エクソンモービル(XOM.N), opens new tabのロシア復帰の可能性について問われ、ロシアへの復帰に意欲的な企業は同社だけではないと述べた。

ペスコフ氏はRBCラジオに「ロシア市場での事業再開に関心を持つ企業は1社だけではない」と語った。

エクソンを含む多くの西側企業は、ロシアのウクライナ侵攻を受けて、ロシアから撤退する方針を表明した。

2人の関係筋が23日明らかにしたところによると、エクソンモービルとロシアの国営エネルギー大手ロスネフチ(ROSN.MM), opens new tabは、エクソンが2022年にロシア事業で計上した46億ドルの評価損を取り戻すことを支援するため、拘束力のない初期合意に署名した。エクソンはコメントを控えている。

プーチン大統領は、政治的圧力でロシアから撤退した企業を歓迎すると述べている。先月には、エクソンモービルを含む外国企業がロシア極東の石油・天然ガス開発事業「サハリン1」の権益を回復することを可能にする大統領令に署名した。

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