
カナダのプライバシー保護当局は9月23日、短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」が子どもの機密データを収集していたと発表し、同社が子どもの利用防止策を改善することに同意したと明らかにした。11日撮影のイメージ写真(2025年 ロイター/Dado Ruvic/Illustration)
[オタワ 23日 ロイター] – カナダのプライバシー保護当局は23日、短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」が子どもの機密データを収集していたと発表し、同社が子どもの利用防止策を改善することに同意したと明らかにした。
連邦政府のプライバシーコミッショナー、フィリップ・デュフレーン氏とケベック、ブリティッシュコロンビア、アルバータ各州のプライバシー保護当局による合同調査によると、TikTokは13歳未満のユーザーを対象としていないとしながらも、毎年カナダで数十万人の子どもたちが同アプリを利用していた。
調査ではTikTokが「多数の」カナダの子どもから機密性の高い個人情報を収集し、オンラインマーケティングやコンテンツのターゲティングに使用していたことも明らかになった。
デュフレーン氏は記者会見で、「TikTokは子どもを含む利用者に関する膨大な個人情報を収集している。このデータはユーザーが目にするコンテンツや広告のターゲティングに使われ、特に若者に有害な影響を及ぼす恐れがある」と述べた。
同氏によると、調査結果を受けてTikTokは子どもの利用を防止するために年齢確認を強化し、とりわけ若年ユーザーが自らのデータの利用方法を理解できるよう措置を講じることに同意した。
さらに言語やおおよその所在地といった一般的カテゴリーに基づく場合を除き、広告主が18歳未満のユーザーをターゲットにすることを禁じることにも同意した。
TikTokの広報担当者は声明で「調査結果の一部については同意できないが、当社は今後も高い透明性とプライバシー保護を維持することに尽力する」と述べた。
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