トランプ氏支持率41%、経済やインフレに懸念=ロイター/イプソス調査

9月23日、ロイター/イプソスが実施した最新の世論調査で、トランプ米大統領の支持率は41%と、9月初旬に行われた前回調査の42%からわずかに低下した。16日、ホワイトハウスで撮影(2025年 ロイター/Ken Cedeno)

【ワシントン 23日 ロイター】 – ロイター/イプソスが実施した最新の世論調査で、トランプ米大統領の支持率は41%と、9月初旬に行われた前回調査の42%からわずかに低下した。米経済の健全性や共和党のインフレ対応への懸念の広がりが影響した。

調査は21日までの3日間にわたり、1019人を対象にオンラインで行われた。回答者の約54%が米経済は間違った方向に向かっていると回答し、8月調査の53%、7月調査の52%から上昇した。トランプ氏の経済政策運営を支持したのは35%で、上昇する生活費対策を支持したのは28%と、いずれも最近の調査を下回った。

今年実施した調査では、米国人が政治的過激主義を国内最大の問題と見ていることが一貫して示されている。最新の調査では、回答者の約28%が最大の問題として挙げ、経済を挙げたのは16%だった。過激主義対策でどちらの政党が優れているかとの質問に対しては、30%が共和党、26%が民主党の方が良いと回答した。

一方、経済政策運営では共和党を評価した人が34%、民主党を評価した人が24%だった。移民問題でトランプ氏を支持する回答者は約42%で、前回調査と同じだった。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab

Jason Lange

Jason Lange is a Washington correspondent focused on political data. Send tips to jason.lange@thomsonreuters.com

WACOCA: People, Life, Style.