9月23日、ドイツの主要な5つの経済研究所は、2025年の国内成長率見通しを0.2%に引き上げた。4月の前回予想では0.1%だった。8月13日、ドイツのブレーマーハーフェンの港で撮影(2025年 ロイター/Leon Kuegeler)
[ベルリン 23日 ロイター] – ドイツの主要な5つの経済研究所は、2025年の国内成長率見通しを0.2%に引き上げた。4月の前回予想では0.1%だった。
来年については、政府支出によって経済の勢いが増すとして、1.3%の予想を維持。また、今回初めて示した27年の予想は1.4%とした。
5月に就任したメルツ首相は公共支出の拡大を公約に掲げたが、改革は当初の予想よりも遅れている。主要経済研究所のエコノミストらは新政権による大規模な構造改革が必要だとしている。
これらの研究所は25日に新たな共同報告書を政府に提出し、経済省はこれを独自の予測に反映させて今秋に公表する。
4月に発表された政府予測によると、今年の経済は停滞し、来年は1.0%の成長が見込まれている。
経済協力開発機構(OECD)は23日、ドイツの成長見通しを下方修正し、今年を0.3%、来年を1.1%と予想した。
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