秋の全国交通安全運動にあわせて、和歌山県と奈良県を走る「高野龍神スカイライン」で、警察官がバイクのライダーなどに安全運転を呼びかけました。

この啓発活動は、秋の観光シーズンにバイクの事故が増加する傾向にある「高野龍神スカイライン」で、和歌山と奈良のそれぞれの警察が合同で行いました。

23日は、スカイライン沿いにある奈良県野迫川村の公園の入り口に警察官などおよそ30人が集まり、スカイラインを走ってきたライダーなどに対し、▼法定速度を守るとともに▼道路の左寄りを走る「キープレフト」を心がけるよう声をかけ、チラシを手渡していました。

京都府からバイクで訪れた男性は「法定速度を守ってのんびりと走ります」と話していました。

和歌山県の橋本警察署の二出川浩生 交通課長は「特に山道ではバイクの事故が多発する傾向にあるので、速度を落として安全運転をお願いします」と話していました。

また、奈良県の五條警察署の嶋本英希 交通課長は「行楽シーズンを控え、ライダーやドライバーはいま一度、交通安全を認識してほしいです」と呼びかけていました。

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