島根県大田市が、来月で合併20周年となるのを記念して、大田市の魅力をテーマにした写真展が開かれています。
この写真展は、2005年10月に大田市と仁摩町、温泉津町が合併して新しい「大田市」になってから、来月1日で20年になるのを記念して23日から始まりました。
会場の大田市民会館には、世界遺産の石見銀山遺跡や国立公園の三瓶山、それに、日本海の夕焼けなど、市内外の写真愛好家などが撮影した70点が展示されています。
このうち「掛戸と夕やけ」は、日常の中にある大田市の風景を捉えた1枚で、水田に映る掛戸松島と夕日が印象的な作品です。
また、県立邇摩高校写真部の生徒の作品「友と海」は、3人の生徒がはだしで砂浜に立って話し込む様子を切り取っていて、大田市と高校生活の思い出や魅力が詰まった作品です。
このほか、大田市出身の写真家藤井保さんの作品や同じく大田市出身の写真家宮脇洸太さんの作品も特別に出展されています。
大田市社会教育課の岩谷和美課長は「写真展を通じて、大田市の魅力を再発見し、愛着を深めていただけるきっかけになると思うので、ぜひお越しください」と話していました。
この写真展は24日まで大田市民会館で開かれています。
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