秋分の日の9月23日、徳島市で足跡にお灸をすえて無病息災を祈る「砂灸」が行われました。

ニュースでよく目にするお彼岸の恒例行事ですが、今回から新たな試みを始めたそうです。

一体どんな試みなのでしょうか。

砂灸は、毎年、春分の日と秋分の日に、徳島市上八万町田中の勝野政一さん宅で行われています。

箱の中に敷き詰めた砂の上に足跡をつけ、その中心にお灸を据えると、万病に効き1年を健康に過ごせると言い伝えられています。

今から300年ほど前、勝野さんの先祖が旅の修行僧を一晩泊めたお礼として教わったのが始まりとされています。

「高松から来ました。心を込めてしていただいたので、痛みがとれているような気がします」
「健康を願って、家内安全と健康を願って来ました」

そして、今回からの新たな試み、何とペットの砂灸!

飼い犬や飼い猫を連れてくる人も見られました。

ワンちゃんにもご利益ありますように。

また、現地に来られない場合は、靴下でつけた足跡でもよいとされていて、勝野さんのお宅には大勢の人が訪れていました。

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