S&Pグローバルがまとめた9月のHCOBユーロ圏総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は51.2と、8月の51.0から上昇した。写真は2021年10月、フランクフルトの金融街(2025年 ロイター/Kai Pfaffenbach)
[ロンドン 23日 ロイター] – S&Pグローバルがまとめた9月のHCOBユーロ圏総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は51.2と、8月の51.0から上昇した。好不況の分かれ目となる50を9カ月連続で上回った。ロイター調査では51.1が予想されていた。
1年4カ月ぶりの高水準となったが、新規受注は8月に一時的に拡大した後に失速した。
ハンブルグ商業銀行(HCOB)のチーフエコノミスト、サイラス・デラルビア氏は「ユーロ圏はまだ成長軌道にあるが、本当の勢いには依然としてほど遠い」と述べた。
需要を計る新規事業指数は50.3から50.0に低下した。
サービス業PMIは8月の50.5から51.4に上昇し、9カ月ぶりの高水準となった。一方、製造業PMIは49.5と、8月の50.7から低下した。
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