米カリフォルニア州の連邦地方裁判所は22日、トランプ政権に対し、凍結したカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)への連邦助成金の復活を命じる判断を下した。写真はUCLAのキャンパスで8月撮影(2025年 ロイター/Daniel Cole)
[ワシントン 22日 ロイター] – 米カリフォルニア州の連邦地方裁判所は22日、トランプ政権に対し、凍結したカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)への連邦助成金の復活を命じる判断を下した。
UCLAは8月、政府が5億8400万ドル相当の資金を凍結したと発表した。政府は親パレスチナ派の抗議デモへの対応を非難していた。
米紙ロサンゼルス・タイムズと米政治専門ニュースサイトのポリティコによると、地裁は5億ドル超の凍結解除を命じた。
地裁は先月、トランプ政権に対し、UCLAへの連邦助成金の一部復活を命じていた。 もっと見る
地裁は米国立衛生研究所(NIH)からの助成金の無期限停止は「恣意的かつ気まぐれ」である可能性が高いとした。
仮差し止め命令の一環として、NIH、国防総省、運輸省からの研究資金を復活させるよう命じた。
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