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今年でオープンして31年になる尼崎市のパン屋『ベーカリー REVE』。値段がリーズナブルなのに素材や小麦粉にこだわった季節感のあるパンや、「忍者」にまつわるパンがたくさんある同店へ取材に行ってきました。
お店はJR立花駅から徒歩約14分の所にあり、赤いひさしが目印。
朝の6時から営業しているので、通勤・通学の方や夜勤終わりのお客さんも多く来られるそうです。
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ご夫婦で営んでいるアットホームな雰囲気なパン屋さんで、お店のコンセプトは【来て見て楽しい、食べておいしいパン屋】。店内には総菜系からスイーツ系のパンまでたくさんのパンがずらりと並んでいます。
素材に合わせて生地を国産小麦やフランス産小麦など使いわけるなど、パンへの深いこだわりをお持ちの同店ですが、「値段を気にせず気軽に好きなものを買ってほしい」と値上げはオープン以来2回ほどしかされていません。
例えば「つぶあんぱん」「こしあんぱん」は、あんこに北海道十勝産の有機小豆を使って150円(税抜)と、その安さに驚かれるお客さんも多いそうです。
「フランスパン」だけでも、「牛すじカレー」や「ちぎりウインナー」など4~5種類もあり、どれを選ぼうか悩んでしまいます。
今年の3月には“忍シリーズパン”が「第15回メイドインアマガサキコンペ」に選ばれました。
アニメの聖地巡礼で尼崎を訪れるファンのために考案したもので、連日それを求めて遠方から来られる方々も多いそうです。
恵方巻きをイメージした「忍巻き」や「手裏剣ラスク」「忍ちくわパン」「焙烙火矢パン」「忍者パン」など5種類があり、どれも飛ぶように売れていくそうで、なかでも筆者が気になったのがこちらの「手裏剣ラスク」。
店主のお孫さんが折り紙で手裏剣を作っている姿からヒントを得た商品で、竹炭の粉を加えて焼いた竹炭食パンを折って作られています。
取材時も多くのアニメファンと思われる方が来店し、次々に“忍シリーズパン”を手に取っておられました。そんな方々に近くの聖地スポットを案内したり、「暑いから気をつけていきや」と優しく声をかける店主の姿に、見ているこちらもほっこりした気持ちになりました♪
筆者も気になるパンをいろいろ購入させていただき、どれも美味しかったのですが、その中から厳選していくつか紹介します。
「手裏剣ラスク」200円(税抜)
先ほど紹介した“忍シリーズ”の「手裏剣ラスク」は、サクサクの軽い食感と優しい甘さで、ぺろりとお腹にはいってしまいました。
「焙烙火矢パン」200円(税抜)
「焙烙火矢パン」は爆弾をイメージして作られたもので、中には豚まんの具材が入っています。豚肉の甘い脂が口いっぱいに広がりおやつでも食事としても楽しめるパンです。
「きなこふれーく」150円(税込)
筆者の小学生の子どもたちも大絶賛の「きなこふれーく」。ザクザクフレークの入ったきなこクリームの食感が楽しく、きなこの香ばしい風味が美味でした。
「梅しそベーコンふらんす」250円(税抜)
「梅しそベーコンふらんす」には、わざわざ九州から仕入れているベーコンを使用。ベーコンの塩気と梅としそがよく合い、とっても食べやすかったです。
“笑門来福”の焼き印の入った「食パン」は同店のイチオシ商品。贈答の品にもぴったりで、還暦のお祝いや結納に買われるお客さんもいるそうです。赤ちゃんの肌のようなもちもちの手触りで、そのままでももちろん美味しいですし、軽くトースターで焼くと表面は香ばしく、中はもっちもちで噛めば噛むほど甘みが口いっぱいに広がります。
お手頃な価格なのに素材にとことんこだわったパンが勢ぞろいなので、毎日通っても飽きることはなさそう。
「笑門来福食パン」888円(税抜)
「人を笑顔にしたい」という思いを原動力に、“パンのアイデア”が尽きることはないそうです♪
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