オーストラリア人のクロエさん(スクリーンショット)
日本を訪れる外国人観光客の多くが、深い感動を覚える日本食。とくに、母国では味わえない食材や調理法に出合ったときの驚きは格別です。外国人に本格的な日本食を体験してもらいながら、日本での思い出をインタビューするYouTubeチャンネル「日本食冒険記Tokyo Food Adventures」。オーストラリア人カップルは、母国では決して食べることのない、ある海の幸のおいしさに驚愕していました。いったい、どのような食材だったのでしょうか。
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帰りたくないほど日本は最高 「また来るわ!」
オーストラリアのクイーンズランド州ジンピーという町からやってきた、ジョージさんとクロエさん。ジョージさんは13歳のときに交換留学で1度の訪日経験があるものの、クロエさんにとっては今回が初めての日本です。
10日間の滞在で、翌日がいよいよ旅の最終日。帰りたくなくなるほど滞在が「最高」だったというふたりは、「また来るわ!」と再訪を熱く誓っていました。
そんなふたりが、チャンネル運営者のDaisukeさんに案内されたのは、隠れ家的な雰囲気の寿司店。カウンター席に座ったふたりは、職人の技を間近で見ながら、さまざまなネタを堪能することに。知らない食材の数々に目を輝かせて、味わっていきます。
「地元では絶対に食べない」貝に感嘆の声
日本の寿司に感動が止まらない(左から)ジョージさんとクロエさん(スクリーンショット)
とくに驚きの声を上げたネタは、赤貝でした。ふたりとも、見るのも食べるのも初めてだという赤貝を前に、待ち切れない様子。ジョージさんは食べた瞬間「わお! 最高」と感嘆の声を上げました。続いて、クロエさんも「これおいしい! すごくいい!」と絶賛します。
「オーストラリアでは新鮮な魚を食べられないから」と語るジョージさん。「巻き寿司以外は。この寿司はレベルが違うよ(笑)」と、寿司が母国でも人気であることを示しつつ、日本とは比べ物にならないと熱弁しました。
赤貝とワサビの相性の良さにも驚いたふたり。ジョージさんは「地元では貝は絶対に食べないから! 赤貝の噛みごたえがこんなに最高だなんてね!」と感動が止まりません。「こんなに好きになるなんてね。本当にわからないものだ(笑)」と、自分でも意外な発見に笑みがこぼれました。
クロエさんも「すごくおいしかったわ!」と満面の笑みを浮かべ、日本最後の夜を心から楽しんでいる様子でした。
動画のコメント欄には「ふたりともしっかり日本文化に敬意を払ってくださっているのがうれしいです」「感動している姿に涙腺がゆるむ」「食べ慣れないものでもパクパクとおいしそうに食べてくれて、観ている私もなんだかとっても幸せー」など、温かい声が寄せられています。
(Hint-Pot編集部)
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