熊本県立大学の黒田 忠広理事長は22日、県庁で会見を開き、認可されれば
全国でも初となる半導体学部の開設を目指すと明らかにしました。
【熊本県立大学 黒田 忠広理事長】
「熊本県立大学は半導体学部を新設することを決めました」「新しい人材を育成するには従来の枠を超えた教育システムが求められている。それが私たちが目指す半導体学部です」
22日県庁で会見を開いた半導体研究の第一人者で熊本県立大学の黒田 忠広理事長。認可されれば全国でも初となる半導体学部の開設を目指すとした上で「半導体を使い社会課題を解決できる人材を育成したい」と話しました。
新たな学部は1学年定員60人で、現在ある総合管理学部の定員を減らすことで、
全体の定員は変えない方針です。
また、熊本市東区の月出キャンパスに研究に必要な新しい学部棟を建設する予定で、
設計などの予算を県議会に追加提案する予定です。
【木村知事】
「半導体学部が優秀な人材、そして新たなプロジェクトの受け皿となることで、
〈サイエンスパーク〉の一翼を担うと期待している」
熊本県立大学は今年度中に文部科学省に認可申請を行い、2027年4月の開設を目指しています。
テレビ熊本
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