スターマー英首相は、米国が移民受け入れに厳しい姿勢を取る中、優秀なグローバル人材に対するビザ(査証)手数料の一部を廃止することを検討している。写真は18日、アイルズベリーで撮影(2025年 ロイター/Leon Neal)
[22日 ロイター] – スターマー英首相は、米国が移民受け入れに厳しい姿勢を取る中、優秀なグローバル人材に対するビザ(査証)手数料の一部を廃止することを検討している。フィナンシャル・タイムズ(FT)紙が22日に報じた。
スターマー氏の「グローバル人材タスクフォース」が経済成長を促進するため、世界最高の科学者、学者、デジタル専門家を英国に誘致するためのアイデアに取り組んでいるという。
関係筋が同紙に明らかにしたところによると、ビザ費用をゼロにするという案は、世界のトップ5の大学に在籍しているか、権威ある賞を受賞している人々を対象にしている。
英国のグローバル人材ビザの申請には766ポンド(1030ドル)が必要で、パートナーや子どもも同じ手数料を支払う。
英政府はロイターのコメント要請に応じていない。
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